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糖尿病治療はアプリで変わる!通院の負担を減らして無理なく血糖値を下げる新習慣

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聴診器とシンクヘルスアプリが映ったスマホ画面

岩佐美穂

執筆者
シンクヘルスクリニック 院長

岩佐美穂
資格(産婦人科専門医、日本抗加齢医学専門医、がん治療認定医)
所属学会(日本産科婦人科学会、日本成人病(生活習慣病)学会、日本抗加齢医学会、日本癌治療学会)

日本赤十字社医療センター、虎の門病院で産婦人科医として臨床経験を積む。「忙しく頑張っている人がもっと気楽に相談できる場所を作りたい」との想いを胸に、2024年11月、オンライン診療専門のシンクヘルスクリニックを開院。
内科、皮膚科、医療用漢方、婦人科など、受診者の悩みに幅広く対応。心のケアも大切に、一人ひとりが安心して自分の体と向き合えるようサポートしている。

 

 

目次
1 糖尿病の治療を続けるのが難しいと感じる理由
 1.1 治療の継続は未来への投資
2 まずは生活習慣の改善
 2.1 スマホではじめる健康管理
 2.2 食事記録も簡単に
3 薬や血糖値の記録で”見える化”
 3.1 CGMで血糖記録の新習慣
 3.2 アプリの活用
4 ”スマホアプリ×オンライン診療”で無理なく続けられる
 4.1 オンラインだと不安
5 まとめ~あなたの今の生活に合った治療を一緒に考えます~

 

 

「健診で血糖が高いと指摘されたけれど、まだ何も症状はないし病院に行くとお金や時間がかかる…。」

と、一人で悩みを抱えていませんか?

 

実は健診の際に、血糖値の結果で要治療といわれたにもかかわらず、翌年度までに一度も医療機関を受診していない人の割合は66.7%にものぼる、という報告があります。

 

もしも糖尿病の治療が必要にもかかわらず未受診であったり、治療を途中で中断したりした場合、重症化し治療が困難になる可能性があります。また、糖尿病が重症化して合併症を併発すると、かえって医療費がかかることもあるのです。

 

健診で血糖が高いといわれたけれど、受診には抵抗があるような時にはまず、ご自身の食事や体重を記録してみるのがおすすめです。食事と体重の関連がわかることで、食事を気に掛けるようになるかもしれません。記録をすることで危機感を得て、治療や通院のきっかけとなるかもしれません。

 

アプリを使うと、紙媒体よりも簡単に記録ができます。シンクヘルスアプリ無料で体重・食事・血糖値・運動などの記録ができます。気になる方は、ぜひお試しください。

 

 

| 糖尿病の治療を続けるのが難しいと感じる理由 

 

糖尿病の治療継続が難しい理由のひとつとして、糖尿病はある程度の値まで血糖値が上がっても自覚症状がないことの多い病気だから、という点が挙げられます。

 

たとえ症状が出ても、強い痛みや痒みなどがあるわけではなく、のどの渇きや軽い倦怠感などがほとんどです。そのため、日常生活を送るのに困難な症状がでるわけではありません。

 

つまり急いで治療を始める必要性を感じにくい病気なのです。

 

また癌や心筋梗塞、脳出血などの病気と異なり、生命の危険を感じることも少ない点も、治療の開始や継続をさまたげる理由の1つといえます。

 

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| 治療の継続は未来への投資 

 

青い空で治療によって拓かれる明るい未来のイメージ

 

糖尿病は自覚症状が出にくい一方で、2型糖尿病の方の平均寿命は一般人と比べて約10年短い、と言われています。

 

糖尿病の方はでは、糖尿病でない方の2〜4倍も動脈硬化疾患が発症しやすいために脳卒中、心血管疾患の大きなリスクとなることも。また糖尿病(主に2型糖尿病)のある方は、癌のリスクが20%ほど高いことも、要因の一つとして考えられます。

 

糖尿病の治療は、合併症なく5年後、10年後、その先の未来を元気に過ごすための投資なのです。

 

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| まずは生活習慣の改善 

 

同じように薬物治療をしている糖尿病の方の場合、生活習慣の改善によって脳卒中発症率が60%まで低下することが報告されています。

 

とくに運動量の多い方は、運動量の少ない方(※)と比較して、脳卒中発症率、死亡率が半減するといわれています。

 

(※)運動量の多い方:速歩1日30分以上
   運動量の少ない方:仕事や日常生活の活動以外はほとんど運動なし

 

 

| スマホではじめる健康管理 

 

とはいえ、これまで運動をしていなかった方が運動を始めるのはなかなかハードルが高いこともありますよね。

 

そこで役立つのが、記録です。

 

まずは、毎日の歩数を記録してみましょう。シンクヘルスアプリ(無料)の場合、Appleヘルスケアやヘルスコネクト、Fitbitと連携すれば、自動で歩数がアプリに反映されます。

シンクヘルスアプリの運動の結果が表示された画面

 

毎日の歩数や運動時間を記録し、ご自身の頑張った成果が目に見えることで、運動を続けるモチベーションとなります。アメリカの心理学会の報告でも、進捗状況を物理的に記録しておくと目標達成の確率が高くなる、と示されています。

 

 

| 食事記録も簡単に 

 

シンクへルスアプリは、日々の食事も簡単に記録できます。

 

食事記録は毎食のことなので、少しでも楽に記録ができるようになるとうれしいですよね。シンクヘルスアプリなら食品名を選ぶほか、写真をアップロードするだけでAI解析による食事記録が可能です。

シンクヘルスアプリの食事記録画面

食事記録についてくわしい解説はこちら(シンクヘルスブログ)から

 

 

| 薬や血糖値の記録で”見える化” 

 

糖尿病の治療を開始された方の中には、内服を続けるモチベーションを保つのが難しい、と感じている方は多いのではないでしょうか?

 

というのも、糖尿病の治療の効果は目に見えないからです。効果を示す血糖値やHbA1ⅽは通院して血液検査をしてみないとわかりません。そのため、毎日の内服をがんばるモチベーションの維持がとても難しいのです。

 

日本人の糖尿病患者を対象にした調査によると、糖尿病合併症の進行を抑えるための血糖管理目標とされているHbA1c7%未満を達成できている方は、1型糖尿病で23.6%、2型糖尿病でも48%にすぎないと報告されています。

 

それだけ、糖尿病の治療を続けるのが難しいことだとわかります。そこで最近では、持続グルコース測定(CGM:Continuous Glucose Monitoring)の活用で血糖変動を見える化し、治療を続けるモチベーションの維持につなげるという選択肢が増えたのです。

 

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| CGMで血糖記録の新習慣 

 

血糖測定器と紙媒体での記録

 

これまで、自身の血糖値を把握するためには指先を針で穿刺して、少量の血液を採取して行う血糖自己測定(SMBG:Self-Monitoring of Blood Glucose)という方法しかありませんでした。SMBGは針を用いるため痛みがあるだけでなく、インスリン使用の方のみが適応です。

 

ところが2017年から日本での発売が開始されたCGMは、上腕や腹部にセンサーを装着することで最長2週間の血糖変動の測定が可能になったのです。

 

そもそも血糖値とは血液中のグルコース濃度で、CGMは間質液中のグルコース濃度を測定します。間質液中のグルコース濃度は、血液中のグルコース濃度と同じ動きをすることがわかっています。

 

CGMは専用アプリをインストールしたスマートフォンか専用の装置で読み取るだけで、痛みを伴うことなく血糖値を測れるのです。さらにCGMはセンサーにかざしていない時間も自動で血糖変動を記録しており、その推移を確認することが可能です(※)。

 

(※)データが削除されるため、最低8時間に1回はスキャンが必要


▼CGMを活用したオンライン診療が気になる方はこちらから▼

糖尿病外来 オンライン診療

 

 

| アプリの活用 

 

なおシンクヘルスアプリでは、CGMの記録を取得することができます。合わせて食事や運動、インスリン投与量・投与時間、内服薬の記録も可能です。

 

そのため、

 

・食べすぎた時は血糖値が急激に上がった
・運動をしたら食後の血糖上昇が緩やかになった

 

など、ご自身の生活パターンと血糖変動がグラフで直感的に分かるようになります。

 

また血糖値の低下が目に見えてわかるようになると、治療への意欲も高まるでしょう。内服の記録も可能なので内服し忘れの防止にもつながります。

 

シンクヘルスクリニックではCGMデータを含めたシンクヘルスアプリ内の記録を踏まえた、より精度の高い診療に努めています。

 

CGMデータとアプリの記録を活用した治療の予約はこちらから

 

 

| ”スマホアプリ×オンライン診療”で無理なく続けられる 

 

CGMを用いて血糖値変動を“見える化”することで治療意欲が芽生えたとしても、仕事や子育て、介護などで通院の時間を作ることが難しいことも多いのではないでしょうか。

 

しかし、治療の中断は血糖値の上昇や合併症の進行につながります。

 

そのような時はオンライン診療を利用することで、すき間時間で診察を行い、内服薬の継続処方を行うことが可能です。途切れない治療継続で、より血糖変動そして血管病変の進行を抑えることができます。

 

シンクヘルスクリニックではご自身の都合の良い時間を選んでいただいた上で、診察が可能です。処方薬は希望の保険薬局へ処方箋をFAXするため、即日受け取りも可能です。

 

医師に相談する

 

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| オンラインだと不安 

 

オンライン診療では検査に制限はありますが、日々の血糖値や体調の共有によって継続的かつ柔軟な治療が可能です。

 

とはいえ尿検査やエコー検査など、糖尿病の合併症に関する詳細なチェックには対面診療が必要です。たとえCGMを用いて日々の血糖値推移を見ていたとしても、定期的な血液検査で全身状態を把握し、合併症の進行がないか確認することはとても重要です。

 

そこで3ヶ月に1度のかかりつけ医での対面受診することをお勧めします。CGMやアプリを活用したデータ管理と、対面での定期検査をバランスよく組み合わせることで、血糖値の長期的な安定につながります。 

 

 

| まとめ~あなたの今の生活に合った治療を一緒に考えます~ 

 

同じ血糖値、HbA1c値でも、年齢や合併症、生活パターンなどで一人ひとりに合った治療法は変わります。年齢や生活環境の変化で、これまで行っていた治療がうまくいかなくなることもあります。

 

また健診の結果で血糖値が要注意となり、食事、運動に気を付けているものの自己流のやり方で合っているのか分からない、と悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。

 

そこで自宅でも職場でも、都合の良い時間に受診できるオンラインクリニックでまずは相談してみるのはどうでしょうか

 

アプリ内のデータを参考にご自身で行っていた食事や運動習慣について一緒に見直し、今後の方針を立てることもできます。CGMデータを用いて、より視覚的に血糖変動、治療効果を理解することもできます。

 

シンクヘルスアプリ、シンクヘルスクリニックを活用して、あなたのより健康的な未来のために今できる治療を一緒に見つけていきましょう。

 

迷った時は、
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参考文献

・日本人2型糖尿病患者における生活習慣介入の長期予後効果並びに死亡率とその危険因子に関する前向き研究(JDCS)
・日本人2型糖尿病患者の特徴と病態につい ての臨床疫学 日内会誌 102:2714~2722,2013
・糖尿病未治療者における受診の有無と受療期間別(1か月間~12か月間) の次年度血糖コントロールへの影響
・糖尿病データマネジメント研究会(JDDM)基礎集計資料(2019年度)

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