【産婦人科医のママが実践】完全母乳や紫外線対策でビタミンDが不足する?「1日1滴」で始める赤ちゃんの栄養ケア
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シンクヘルスクリニック 院長
岩佐美穂
資格(産婦人科専門医、日本抗加齢医学専門医、がん治療認定医)
所属学会(日本産科婦人科学会、日本成人病(生活習慣病)学会、日本抗加齢医学会、日本癌治療学会)
日本赤十字社医療センター、虎の門病院で産婦人科医として臨床経験を積む。「忙しい女性がもっと気楽に相談できる場所を作りたい」との想いを胸に、2024年11月、オンライン診療専門のシンクヘルスクリニックを開院。
婦人科(生理痛・更年期)、皮膚科、医療用漢方など、女性ならではの悩みに幅広く対応。心のケアも大切に、一人ひとりが安心して自分の体と向き合えるようサポートしている。
目次
1 母になった私が、いま伝えたいこと
2 なぜ赤ちゃんにビタミンDが必要なの?
2.1 母乳に含まれるビタミンDは多くない
2.2 紫外線を避けると、皮膚でつくられる量が減る
2.3 不足が続くと「くる病」の原因になることも
3 「1日1滴」だから、思っていたより簡単に続けられた
4 まとめ:「1日1滴」の安心を
| 母になった私が、いま伝えたいこと
こんにちは。産婦人科専門医として働く一方、プライベートでは育児に奮闘しています。
赤ちゃんとの暮らしは幸せな反面、「栄養は足りているかな?」「健やかに育ってくれているかな?」と、気になることも次々に出てきますよね。
赤ちゃんの栄養状態は、体重が一番分かりやすい指標なのですが、今回お伝えしたいのはビタミンDについてです。
産婦人科医として、そして完全母乳で育児をしている一人の母親として、赤ちゃんにビタミンDが必要な理由と、私が実践している「1日1滴」の習慣についてお話しします。
| なぜ赤ちゃんにビタミンDが必要なの?

ビタミンDは、腸管からのカルシウムやリンの吸収を助け、赤ちゃんの骨をつくるために欠かせない栄養素です。
しかし、乳児期には次のような理由から不足することがあります。
| 母乳に含まれるビタミンDは多くない

母乳には、赤ちゃんに必要な栄養や免疫に関わる成分が含まれています。一方で、ビタミンDの含有量は多くありません。
そのため、完全母乳または母乳中心で育つ赤ちゃんは、ビタミンDを十分に摂取できないことがあります。これは母乳育児に問題があるという意味ではなく、母乳だけでは補いにくい栄養素があるということです。
一方、乳児用ミルクにはビタミンDが添加されています。混合栄養の場合は、母乳とミルクの割合や1日の哺乳量によって、追加補充の必要性が異なります。
| 紫外線を避けると、皮膚でつくられる量が減る
ビタミンDは食事から摂取する以外にも、紫外線を浴びることで皮膚でもつくられます。そのため、赤ちゃんの生活リズムを整える意味でも、無理のない範囲で外気浴やお散歩を取り入れることは大切です。
ただし、皮膚でつくられる量は、季節、天候、時間帯、地域、服装、肌の露出面積などに左右されます。特に冬季や曇りの日が続く時期には、日光から十分な量を得られないことがあります。また、夏の暑い時期は外に出られないこともありますよね。
| 不足が続くと「くる病」の原因になることも
ビタミンDが著しく不足すると、カルシウムやリンを十分に利用できなくなり、「ビタミンD欠乏性くる病」を発症することがあります。
くる病では、骨がやわらかくなり、脚の変形や運動発達の遅れなどがみられることがあります。また、乳児期には低カルシウム血症によるけいれんを起こす場合もあります。
こうした病気を防ぐためにも、母乳・ミルクの量、外気浴、離乳食などを含めて、赤ちゃんがビタミンDをどの程度摂取できているかを考えることが大切です。
私自身も赤ちゃんとできるだけお散歩をしていますが、母乳中心の育児であったため、知人の小児科の先生からの勧めもあり、サプリメントでビタミンDを補うことにしました。
| 「1日1滴」だから、思っていたより簡単に続けられた

私が育児に取り入れているのは、森下仁丹の医療機関専売品「BabyD®200(ベビーディー200)」です。
BabyD®200には、1滴あたり5.0μg(200IU)のビタミンD3が含まれています。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」で示されている、0~11か月の乳児のビタミンD目安量5.0μgに相当します。
BabyD®200以外にも赤ちゃん用のビタミンDのサプリメントはありますが、1滴だけでいい、というのが私にとっては使いやすかったです。
赤ちゃんのお世話には、授乳、おむつ替え、お風呂、寝かしつけなど、毎日たくさんのことがあります。そこに新しい習慣を加えるのは大変そうに思えますが、清潔なスプーンに1滴落として与えるだけなので、仕事もしながら慌ただしい育児環境でも続けられました。
なお、BabyD®200は医療機関のみで購入することができるサプリメントです。
当院ではオンライン診療を通じて、母乳とミルクの割合や赤ちゃんの生活状況を確認し、ビタミンDの補充についてご相談いただけます。医師の診察後、必要に応じてBabyD®200をご自宅へお届けすることも可能です。
※診察は必ずしも必要ではありません。ご希望でしたら、診察なしでもご購入いただけます。
その他、育児の不安、お困りごとなど、心理士や医師へのご相談にも対応しています。
ご希望でしたら、当院婦人科よりご予約ください。
赤ちゃんの育児中は病院受診をするのも大変ですよね。オンラインで対応できることであればお気軽にご相談くださいね。
| まとめ:「1日1滴」の安心を
母乳育児を続けながら、不足しやすい栄養素を必要に応じて補う。ビタミンDサプリメントは、そのための選択肢のひとつです。
「完全母乳だけれど、ビタミンDは足りている?」「お散歩をしていれば補充しなくても大丈夫?」など、判断に迷う方はお気軽にご相談くださいね。
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