デリケートゾーン・おりものの異常が気になる方へ|セルフチェックでわかる原因と対処法
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日本赤十字社医療センター、虎の門病院で産婦人科医として臨床経験を積む。「忙しい女性がもっと気楽に相談できる場所を作りたい」との想いを胸に、2024年11月、オンライン診療専門のシンクヘルスクリニックを開院。
婦人科(生理痛・更年期)、皮膚科、医療用漢方など、女性ならではの悩みに幅広く対応。心のケアも大切に、一人ひとりが安心して自分の体と向き合えるようサポートしている。
目次
1 セルフチェック|まずは症状を確認しましょう
2 A. デリケートゾーンのかゆみ症状について
3 B. 下腹部痛の症状について
4 C. 黄緑色・泡状のおりもの
5 D. 黄白色・膿性のおりもの
6 E. 茶褐色・血が混じるおりもの
7 F. 透明・半透明のおりもの
8 G. 白くポロポロ(カッテージチーズ状)/酒粕状おりもの
9 H. 水っぽく大量のおりもの
10 I. 魚のような臭いがする
11 J. 強い悪臭がする
12 K. 酸っぱい臭いがする
13 L. おりものが急に増えた
14 M. 少量で粘り気が強いおりもの
15 N. 大量かつ血の混ざったおりもの
16 まとめ|おりものの変化は体からのサイン
恥ずかしくて相談しづらい「おりものの悩み」
「最近、おりものが増えた気がする」「においが気になるけれど、病院に行くほどでもないかも…」「夜になるとかゆくて眠れない」
そんなふうに感じたことはありませんか?実は体からのサインかもしれません。
おりものの変化は、体調やホルモンバランス、感染など、さまざまな要因で起こります。
でも、人にはなかなか相談しづらいと感じる方も多いと思います。
この記事では、おりものの状態から考えられる原因をセルフチェックできるようにまとめました。
「受診すべき症状」「様子を見てよい変化」も紹介しますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
まずは簡単なセルフチェックから始めましょう
| セルフチェック|まずは症状を確認しましょう
| A. デリケートゾーンのかゆみ症状について
かゆみを伴うおりものの増加は、カンジダ膣炎やトリコモナス膣炎といった、感染症が原因のことがあります。
市販薬で改善しない場合は、婦人科での検査をおすすめします。
| カンジダ腟炎とは

カンジダ腟炎は、真菌(カビ)の一種であるカンジダ菌が腟内で増えて起こる感染症です。
もともとカンジダ菌は皮膚や腸、腟の中に常在しており、免疫が落ちたときや腟内環境が乱れたときに一時的に増えることで発症します。
女性の5人に1人が一度は経験するといわれるほど、よくある疾患です。
主な症状は、以下のようなものがあります。
・強いかゆみ
・ヒリヒリした痛み(特に排尿時・性行為時)
・外陰部の赤みや腫れ
– 原因・発症のきっかけ
カンジダ菌はもともと腟内にも存在するため、「外からうつる」よりも体のバランスの乱れで菌が増えるケースが多いです。
よくある誘因は以下の通りです。
・ホルモン環境の変化(生理前・妊娠中・更年期など)
・薬の影響(抗生物質・ステロイドの使用)
・蒸れや摩擦(下着・ナプキン)
・清潔にしすぎ(腟洗浄やボディソープの使いすぎ)
– 治療法
治療の基本は、抗真菌薬による治療です。
医師の診断のもと、症状や再発頻度に応じて以下の薬が使われます。
内服薬(再発を繰り返す場合に使用)
1週間程度の治療で改善することが多いですが、自己判断で市販薬を繰り返すと症状が一時的に落ち着いても再発を繰り返すことがあります。
また、カンジダ以外の感染と見分けがつきにくい場合もあるため、初回は必ず医師の診察を受けるのが安心です。
なお、当院のオンライン診療では産婦人科専門医がお悩みをお伺いしてお薬を処方することが可能です。
カンジダ症についてはこちらの記事をご参照ください。
カンジダ症を繰り返す理由は?再発を防ぐために
| トリコモナス腟炎とは
かゆみが出る感染症として、トリコモナス腟炎の可能性もあります。
泡立った黄緑色のおりものと強いにおいが特徴です。性行為で感染するため、パートナーの治療も必要になります。
婦人科で検査をして診断します。
| B. 下腹部痛の症状について

お腹の痛みを伴うおりものの異常は、性感染症のサインの可能性があります。
放置すると不妊の原因になることもあるため、早めの受診が大切です。
| クラミジア感染症
最も多い性感染症で、自覚症状が少ないのが特徴です。
放置すると卵管炎や骨盤腹膜炎につながり、不妊のリスクが高まります。
当院では、ご自宅で検査を行えるクラミジア検査キットを取り扱っています。
キットをお送りしますのでご自身で検査をしていただき、10分後には結果を確認が可能です。治療が必要な場合はオンライン診療でお薬の処方も可能です。
| 淋菌感染症
黄色っぽい膿のようなおりもの、排尿時の痛み、下腹部痛が特徴です。
炎症が強く、進行が早いため早期治療が必要です。
淋菌感染症についても当院で検査キットを取り扱っています。治療が必要な場合は点滴治療になるため、お近くの婦人科を受診していただきます。
性感染症についてはこちらの記事をご参照ください。
性感染症(STD)は自宅で検査できるの?正しい知識を身につけよう
| C. 黄緑色・泡状のおりもの
黄緑色で泡状のおりものはトリコモナス腟炎の可能性があります。
| トリコモナス腟炎とは
トリコモナス腟炎は、泡立った黄緑色のおりものと強いにおいが特徴です。性行為で感染するため、パートナーの治療も必要になります。
婦人科で検査をして診断します。
| D. 黄白色・膿性のおりもの
白黄色く濁り、悪臭を伴う場合は、淋菌感染症やクラミジア感染症の可能性があります。
下腹部痛や発熱を伴うときは、炎症が広がっているサインです。
放置すると卵管炎や骨盤腹膜炎につながり、不妊のリスクが高まります。
当院では、ご自身で淋菌感染症・クラミジア感染症を検査できるキットを取り扱っています。キットをお送りしますので、ご自身で検査をしていただき、結果は検査後10分で確認が可能です。
| 淋菌感染症
黄色っぽい膿のようなおりもの、排尿時の痛み、下腹部痛が特徴です。
炎症が強く、進行が早いため早期治療が必要です。
淋菌感染症についても当院で検査キットを取り扱っています。治療が必要な場合は点滴治療になるため、お近くの婦人科を受診していただきます。
性感染症についてはこちらの記事をご参照ください。
性感染症(STD)は自宅で検査できるの?正しい知識を身につけよう
| クラミジア感染症
最も多い性感染症で、自覚症状が少ないのが特徴です。
放置すると卵管炎や骨盤腹膜炎につながり、不妊のリスクが高まります。
当院では、ご自宅で検査を行えるクラミジア検査キットを取り扱っています。
キットをお送りしますのでご自身で検査をしていただき、10分後には結果を確認が可能です。治療が必要な場合はオンライン診療でお薬の処方も可能です。
| E. 茶褐色・血が混じるおりもの

生理以外の出血は、癌やポリープが原因となることがあります。
婦人科受診をして、検査を受けることをお勧めします。
| 子宮頸がん
20~30代の若い世代でもみられる癌です。
性交渉の経験がある20歳以上の方は1~2年に1回の子宮頸がん検診を受けることをお勧めします。
| 子宮体がん
初期症状として不正出血が有名です。
一般的な健康診断の項目には入っていないことが多いので、不正出血がある場合は婦人科で検査をしましょう。
| 子宮頸部ポリープ・子宮内膜ポリープ
子宮にできる良性のポリープによって不正出血することも多いです。
エコーや内診で診断します。
| F. 透明・半透明のおりもの

排卵に伴うホルモンバランスの変化で、排卵期に透明〜半透明のおりものが増えます。
この他の症状がない場合は正常な反応なことが多いです。体調サイクルの一部として理解しておきましょう。
| G. 白くポロポロ(カッテージチーズ状)/酒粕状おりもの

白くポロポロしたおりもの、強いかゆみがある場合はカンジダ腟炎が疑われます。
| カンジダ腟炎とは
カンジダ腟炎は、真菌(カビ)の一種であるカンジダ菌が腟内で増えて起こる感染症です。
もともとカンジダ菌は皮膚や腸、腟の中に常在しており、免疫が落ちたときや腟内環境が乱れたときに一時的に増えることで発症します。
女性の5人に1人が一度は経験するといわれるほど、よくある疾患です。
主な症状は、以下のようなものがあります。
・強いかゆみ
・ヒリヒリした痛み(特に排尿時・性行為時)
・外陰部の赤みや腫れ
– 原因・発症のきっかけ
カンジダ菌はもともと腟内にも存在するため、「外からうつる」よりも体のバランスの乱れで菌が増えるケースが多いです。
よくある誘因は以下の通りです。
・ホルモン環境の変化(生理前・妊娠中・更年期など)
・薬の影響(抗生物質・ステロイドの使用)
・蒸れや摩擦(下着・ナプキン)
・清潔にしすぎ(腟洗浄やボディソープの使いすぎ)
– 治療法
治療の基本は、抗真菌薬による治療です。
医師の診断のもと、症状や再発頻度に応じて以下の薬が使われます。
内服薬(再発を繰り返す場合に使用)
1週間程度の治療で改善することが多いですが、自己判断で市販薬を繰り返すと症状が一時的に落ち着いても再発を繰り返すことがあります。
また、カンジダ以外の感染と見分けがつきにくい場合もあるため、初回は必ず医師の診察を受けるのが安心です。
なお、当院のオンライン診療では産婦人科専門医がお悩みをお伺いしてお薬を処方することが可能です。
カンジダ症についてはこちらの記事をご参照ください。
カンジダ症を繰り返す理由は?再発を防ぐために
| H. 水っぽく大量のおりもの
水のようにサラサラしたおりものが急に増えた場合は、クラミジア感染症の可能性があります。
クラミジア感染により卵管に炎症が起きた場合も水っぽいおりものが多くなることがあります。
| クラミジア感染症
最も多い性感染症で、自覚症状が少ないのが特徴です。
放置すると卵管炎や骨盤腹膜炎につながり、不妊のリスクが高まります。
当院では、ご自宅で検査を行えるクラミジア検査キットを取り扱っています。
キットをお送りしますのでご自身で検査をしていただき、10分後には結果を確認が可能です。治療が必要な場合はオンライン診療でお薬の処方も可能です。
| I. 魚のような臭いがする

生臭い・酸化したような臭いがある場合は細菌性腟症の可能性があります。
| 細菌性膣症
細菌性腟症は性感染症とは異なり、腟内の常在菌バランスが乱れることで起こるものです。
婦人科でおりもの検査をすることで診断されます。
| J. 強い悪臭がする
強い悪臭はトリコモナス腟炎や、更年期以降の萎縮性腟炎でも起こります。
| トリコモナス腟炎とは
トリコモナス膣炎は、泡立った黄緑色のおりものと強いにおいが特徴です。性行為で感染するため、パートナーの治療も必要になります。
婦人科で検査をして診断します。
| 萎縮性膣炎とは
更年期以降に女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量の低下によって、腟が乾燥してひりひりしたり、かゆみが出ることがあり、萎縮性腟炎といいます。また、腟内の常在菌のバランスも変化することでにおいが気になることもあります。
更年期の不調にお悩みの方はこちらをご覧ください。
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| K. 酸っぱい臭いがする
おりものから酸っぱい臭いがする場合、カンジダ膣炎や生理的変化の可能性があります。
| カンジダ腟炎とは
カンジダ腟炎は、真菌(カビ)の一種であるカンジダ菌が腟内で増えて起こる感染症です。
もともとカンジダ菌は皮膚や腸、腟の中に常在しており、免疫が落ちたときや腟内環境が乱れたときに一時的に増えることで発症します。
女性の5人に1人が一度は経験するといわれるほど、よくある疾患です。
主な症状は、以下のようなものがあります。
・強いかゆみ
・ヒリヒリした痛み(特に排尿時・性行為時)
・外陰部の赤みや腫れ
– 原因・発症のきっかけ
カンジダ菌はもともと腟内にも存在するため、「外からうつる」よりも体のバランスの乱れで菌が増えるケースが多いです。
よくある誘因は以下の通りです。
・ホルモン環境の変化(生理前・妊娠中・更年期など)
・薬の影響(抗生物質・ステロイドの使用)
・蒸れや摩擦(下着・ナプキン)
・清潔にしすぎ(腟洗浄やボディソープの使いすぎ)
– 治療法
治療の基本は、抗真菌薬による治療です。
医師の診断のもと、症状や再発頻度に応じて以下の薬が使われます。
内服薬(再発を繰り返す場合に使用)
1週間程度の治療で改善することが多いですが、自己判断で市販薬を繰り返すと症状が一時的に落ち着いても再発を繰り返すことがあります。
また、カンジダ以外の感染と見分けがつきにくい場合もあるため、初回は必ず医師の診察を受けるのが安心です。
なお、当院のオンライン診療では産婦人科専門医がお悩みをお伺いしてお薬を処方することが可能です。
カンジダ症についてはこちらの記事をご参照ください。
カンジダ症を繰り返す理由は?再発を防ぐために
| 生理的変化の可能性
腟の中は、外からの菌が増えすぎないように守る仕組み(自浄作用)があります。その仕組みのひとつとして、乳酸菌(ラクトバチルス)が腟内に多く存在し、乳酸をつくることで腟内を弱酸性に保っています。
これにより、結果として少し酸っぱいにおいとして感じられることがあります。つまり、腟が健康に保たれているサインの一つとして説明できるケースもあるのです。
| L. おりものが急に増えた

急な増加は感染のサインかもしれません。
クラミジア、淋菌、カンジダ、細菌性腟症など、原因はさまざまです。
自己判断せず、婦人科での検査をおすすめします。
| クラミジア感染症
最も多い性感染症で、自覚症状が少ないのが特徴です。
放置すると卵管炎や骨盤腹膜炎につながり、不妊のリスクが高まります。
当院では、ご自宅で検査を行えるクラミジア検査キットを取り扱っています。
キットをお送りしますのでご自身で検査をしていただき、10分後には結果を確認が可能です。治療が必要な場合はオンライン診療でお薬の処方も可能です。
| 淋菌感染症
黄色っぽい膿のようなおりもの、排尿時の痛み、下腹部痛が特徴です。
炎症が強く、進行が早いため早期治療が必要です。
淋菌感染症についても当院で検査キットを取り扱っています。治療が必要な場合は点滴治療になるため、お近くの婦人科を受診していただきます。
性感染症についてはこちらの記事をご参照ください。
性感染症(STD)は自宅で検査できるの?正しい知識を身につけよう
| カンジダ腟炎とは
カンジダ腟炎は、真菌(カビ)の一種であるカンジダ菌が腟内で増えて起こる感染症です。
もともとカンジダ菌は皮膚や腸、腟の中に常在しており、免疫が落ちたときや腟内環境が乱れたときに一時的に増えることで発症します。
女性の5人に1人が一度は経験するといわれるほど、よくある疾患です。
主な症状は、以下のようなものがあります。
・強いかゆみ
・ヒリヒリした痛み(特に排尿時・性行為時)
・外陰部の赤みや腫れ
– 原因・発症のきっかけ
カンジダ菌はもともと腟内にも存在するため、「外からうつる」よりも体のバランスの乱れで菌が増えるケースが多いです。
よくある誘因は以下の通りです。
・ホルモン環境の変化(生理前・妊娠中・更年期など)
・薬の影響(抗生物質・ステロイドの使用)
・蒸れや摩擦(下着・ナプキン)
・清潔にしすぎ(腟洗浄やボディソープの使いすぎ)
– 治療法
治療の基本は、抗真菌薬による治療です。
医師の診断のもと、症状や再発頻度に応じて以下の薬が使われます。
内服薬(再発を繰り返す場合に使用)
1週間程度の治療で改善することが多いですが、自己判断で市販薬を繰り返すと症状が一時的に落ち着いても再発を繰り返すことがあります。
また、カンジダ以外の感染と見分けがつきにくい場合もあるため、初回は必ず医師の診察を受けるのが安心です。
なお、当院のオンライン診療では産婦人科専門医がお悩みをお伺いしてお薬を処方することが可能です。
カンジダ症についてはこちらの記事をご参照ください。
カンジダ症を繰り返す理由は?再発を防ぐために
| 細菌性膣症
細菌性腟症は性感染症とは異なり、腟内の常在菌バランスが乱れることで起こるものです。
婦人科でおりもの検査をすることで診断されます。
| M. 少量で粘り気が強いおりもの
少量で粘り気の強いおりものが出るのは、ホルモンバランスの変化によるものかもしれません。
| 排卵後の生理的変化
排卵後のホルモンバランスの変化によって、白っぽく粘り強いおりものがでることがあります。
他の症状がなければ問題ないことが多いです。
| N.大量かつ血の混ざったおりもの
おりものが多く、血が混ざる場合は癌やポリープが原因である可能性があります。
| 子宮頸がん
20~30代の若い世代でもみられる癌です。
性交渉の経験がある20歳以上の方は1~2年に1回の子宮頸がん検診を受けることをお勧めします。
| 子宮体がん
初期症状として不正出血が有名です。
一般的な健康診断の項目には入っていないことが多いので、不正出血がある場合は婦人科で検査をしましょう。
| 子宮頸部ポリープ・子宮内膜ポリープ
子宮にできる良性のポリープによって不正出血することも多いです。
エコーや内診で診断します。
| まとめ|おりものの変化は体からのサイン
おりものの変化は、体調やホルモンバランスの変化を映す大切なサインです。
「いつもと違うかも」と感じたら、我慢せず早めに相談しましょう。
当院では、プライバシーに配慮したオンライン婦人科診療を行っており、クラミジア、淋菌が疑わしい場合は検査が可能です。
また、カンジダ、細菌性腟症、クラミジア感染症に対する治療にも対応しています。
女性の産婦人科専門医師が担当しますので、安心してご相談ください。







