更年期の“ゆらぎ”こそ分岐点。 今から始める“血管年齢”メンテ
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日本赤十字社医療センター、虎の門病院で産婦人科医として臨床経験を積む。「忙しく頑張っている人がもっと気楽に相談できる場所を作りたい」との想いを胸に、2024年11月、オンライン診療専門のシンクヘルスクリニックを開院。
内科、皮膚科、医療用漢方、婦人科など、受診者の悩みに幅広く対応。心のケアも大切に、一人ひとりが安心して自分の体と向き合えるようサポートしている。
目次
1 更年期の“ゆらぎ”こそ分岐点。
2 「最近、血圧やコレステロールが…」それ、更年期世代のあるあるです
3 更年期の“ゆらぎ”で、血圧・脂質がブレやすくなる
4 血管年齢を進めやすい生活習慣は“積み重なり”で効いてくる
5 今日からできる血管年齢メンテ “置換”ルール
6 補助としてサプリを味方に
7 まとめ
| 更年期の“ゆらぎ”こそ分岐点。
今から始める“血管年齢”メンテ(血圧・脂質)
(監修:産婦人科専門医/抗加齢医学会専門医)
| 「最近、血圧やコレステロールが…」それ、更年期世代のあるあるです

健康診断で
「血圧が高めですね」
「LDLコレステロールが少し高いですね」
と言われて、急に不安になったことはありませんか?
体重はそこまで変わっていないのに数値だけ悪化していたり、忙しくて生活改善が続かなかったり。
更年期前後は、体調がゆらぎやすい時期。この時期、血圧や脂質など「血管まわり」の指標が変化しやすくなる方も少なくありません。
だからこそ今、生活を少し立て直すことが、見た目の若さだけでなく「10年後・30年後もいきいきとした体」につながります。
※本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、診断や治療の代替ではありません。
| 更年期の“ゆらぎ”で、血圧・脂質がブレやすくなる

更年期前後は、ホルモンバランスの変化に加え、自律神経、睡眠の質、ストレスへの反応が変わりやすい時期です。
その影響として、
と感じる方もいます。
さらに、以下のような更年期によくある症状が重なると、血管ケアが後回しになりがちです。
むくみやすい、息切れしやすい
ポイントは、「更年期だから仕方ない」で終わらせないこと。
こうした変化は、体からの「メンテナンスしてください」というサインでもあります。
| 血管年齢を進めやすい生活習慣は“積み重なり”で効いてくる

血管に負担をかける生活習慣は、何か1つだけで決まるわけではありません。
多くの場合、小さな習慣の積み重ねです。
例えば、こんな状態はありませんか?
甘い飲み物や間食が「いつものこと」になっている
運動はほぼゼロ
睡眠不足が慢性化している
一方で、急に全部改善しようとすると、なかなか続きません。
血管年齢メンテのコツは、「禁止」ではなく「置き換え(置換)」です。
| 今日からできる血管年齢メンテ “置換”ルール

全部やらなくてOK。まずは2つ選ぶだけで十分です。
| (1)減塩
いちばん効きやすいのは「汁物・調味料・加工品」
ハム・ソーセージ・惣菜など加工品の頻度を少し下げる
薄味を我慢するのではなく、薬味・酸味・だしで満足感を上げるのがコツです。
| (2)脂質の置換
肉をゼロにせず「混ぜる」
乳製品・菓子パンが固定なら「回数を減らす」「無糖寄りに」
すべて我慢、よりも置き換えの方が続けやすいですよ。
| (3)歩く
10分×2でも立派なスタート
「運動しなきゃ」と構えるほど続きません。
通勤・買い物・家事に10分だけ上乗せする感覚で十分です。
| 補助としてサプリを味方に

サプリはあくまで生活習慣の補助です。
「薬の代わり」にはなりませんが、補助として取り入れることで簡単に対策ができることが特徴です。以下におすすめのサプリメントをご紹介します。
| ■ 血圧が気になる方の補助
GABA(ギャバ)
就寝前に摂取しやすく、睡眠の質サポートを目的に使われることもあります
| ■ LDLコレステロールが気になる方の補助
オメガ3(EPA・DHA)
医療現場でも比較的使用経験が多い成分です
水溶性食物繊維(イヌリン、難消化性デキストリンなど)
食事と一緒に取り入れやすいのが利点です
| ■ 更年期の“ゆらぎ”+血管ケアを同時に考えたい方
エクエルプチ
女性ホルモン様作用をもつ成分ほてり・動悸・気分のゆらぎなど更年期症状と、血管機能のサポートを同時に考えたい場合におすすめです
| ■ サプリを選ぶときの注意点
不要な過剰成分が入っていない
といった点に注目するのがおすすめです。
当院では医療機関でしか扱えないサプリメントを提供しています。
くわしくはECサイトをご覧ください。
| まとめ

更年期のゆらぎは「血管年齢メンテ」開始の合図
更年期前後に、血圧やコレステロールの数値が気になり始めると、「このまま放っておいて大丈夫かな」「もう年齢のせいだから仕方ないのかな」と、不安になる方も多いと思います。
でも、今出ている変化は、体が弱っている証拠ではなく、「そろそろメンテナンスしよう」という合図です。
大切なのは、
一気に変えようとしないこと
できることから、少しずつ続けること
更年期は、心も体も揺らぎやすい時期だからこそ、自分を責めるのではなく、いたわる視点がとても大切です。
「今だからこそ始めてよかった」と思えるように。
ご自身のペースで、できることから一歩ずつ。
それが、10年後・30年後のいきいきとした毎日につながっていきます。

