内科ってどんな科?相談できる症状とオンライン診療の活用法
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日本赤十字社医療センター、虎の門病院で産婦人科医として臨床経験を積む。「忙しく頑張っている人がもっと気楽に相談できる場所を作りたい」との想いを胸に、2024年11月、オンライン診療専門のシンクヘルスクリニックを開院。
内科、皮膚科、医療用漢方、婦人科など、受診者の悩みに幅広く対応。心のケアも大切に、一人ひとりが安心して自分の体と向き合えるようサポートしている。
目次
1 内科とは?幅広く相談できる“体の入口”
1.1 内科が扱う主な症状と疾患
1.2 内科を受診するメリット
2 こんな症状でも受診していい?具体的な相談例
2.1 急性の症状例
2.2 慢性的な不調例
3 オンライン診療の流れと特徴
3.1 一般的な診療の流れ
3.2 利用するメリット
4 オンラインで本当に診てもらえるの?
4.1 医師による丁寧な診察
4.2 対面診療との連携
5 まとめ
「なんとなく体調が悪いけれど、どの診療科を受診すればいいのかわからない」そんなときにおすすめの相談先が「内科」です。
「内科」と聞くと、風邪や発熱のときに行く診療科というイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。確かに、発熱や咳などの急性症状で受診することは多いですが、実際の内科の守備範囲はそれだけではありません。頭痛、不眠、胃腸症状、慢性的な疲労感などの症状も内科で十分対応できます。
また、糖尿病や高血圧などの生活習慣病、健康診断で指摘された異常値の詳しい検査なども、内科の重要な役割です。
さらに近年はオンライン診療の普及により、病院に行く時間が取れない人でも、スマートフォンやパソコンを使って自宅や職場から医師の診察を受けられるようになっています。これにより、体調の変化に気づいた時点で、より早く、より気軽に医療につながることが可能になりました。
この記事では、内科の特徴や役割、受診できる症状の具体例、オンライン診療の流れとメリット、そしてオンライン診療に関するよくある不安への答えまで、詳しくご紹介します。
最後までお読みいただければ、「この症状は相談していいのかな?」という迷いがなくなり、受診へのハードルがぐっと下がるはずです。ぜひ、最後までお付き合いください。
| 内科とは?幅広く相談できる“体の入口”
内科は、全身のあらゆる臓器や機能に関わる症状を総合的に診る診療科です。外科のように手術は行わず、薬物療法や生活指導などを中心に治療します。発症したばかりの急性疾患から、数年単位で経過を追う慢性疾患まで、非常に幅広く対応します。
特に現代社会では、仕事や家庭の忙しさから「少しぐらいなら我慢しよう」と受診を先延ばしにしてしまう人が増えているのが事実です。内科はそうした方にとって、症状の原因を見極める“入口”として重要な役割を果たします。
原因がはっきりしない場合でも、まず内科を受診することで、必要に応じて循環器内科や消化器内科などの専門科に紹介されます。
| 内科が扱う主な症状と疾患

内科で診る病気は多岐にわたり、代表的な症状・疾患には以下のようなものがあります。
・胃の痛み、吐き気、下痢、便秘などの消化器症状
・頭痛、めまい、動悸、倦怠感などの全身症状
・糖尿病や高血圧、脂質異常症(高脂血症)などの生活習慣病
特に生活習慣病は、長期的な管理と再発予防が必要になります。さらに、健康診断で肝機能や腎機能、血糖値の異常を指摘された場合の精査も内科が担います。
| 内科を受診するメリット
内科の最大の利点は「幅広く対応できる」ことです。
症状が複数ある場合や原因が特定できない場合でも、一度にまとめて相談できます。また、患者さんの全身状態を総合的に把握し、生活習慣や既往歴、服薬状況を踏まえて診断するため、他科に比べて幅広い視点で診療が行えます。
さらに、初期段階で適切な治療を行うことで、重症化を防ぐことも可能です。
| こんな症状でも受診していい?具体的な相談例
「病院に行くほどではない」と思って放置した結果、症状が悪化して長期治療が必要になるケースは少なくありません。
内科は軽い症状から重い症状まで幅広く対応し、特にオンライン診療では自宅から手軽に相談できます。
| 急性の症状例

発熱、のどの痛み、咳、鼻水などの風邪症状はもちろん、胃の不快感や軽い腹痛、下痢などの消化器症状も早めの対応が大切です。
こうした症状はウイルス感染や軽度の炎症が原因の場合が多く、適切な薬を使えば数日で改善することもあります。オンライン診療では、症状の経過や発熱の有無、咳の種類、胃腸症状の頻度などを詳しく聞き取り、必要に応じて薬を処方します。
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| 慢性的な不調例
慢性的な頭痛や肩こり、倦怠感、不眠はストレスや生活習慣の乱れ、ホルモンバランスの変化などが背景にあることがあります。
こうした症状は自己判断で放置すると慢性化し、生活の質を大きく下げます。内科では症状の背景を探るため、血液検査や生活習慣の聞き取りを行い、薬物療法と生活改善の両面からアプローチするのです。
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| オンライン診療の流れと特徴
オンライン診療は医療機関に行かずに医師の診察を受けられる仕組みで、仕事や家事、育児で多忙な方の間で利用が広がっています。
スマホやPCがあれば、インターネット経由で医師と顔を見ながら診察でき、処方薬は自宅に届くか、近くの薬局で受け取ることができます。
| 一般的な診療の流れ

まずはWebやアプリから予約し、問診票に症状や経過、既往歴、アレルギーの有無などを記入します。診察当日はビデオ通話で医師が症状を聞き取り、必要に応じて舌やのど、皮膚の状態を画面越しに確認します。
診察後に薬が処方され、自宅への配送または薬局での受け取りが可能です。
シンクヘルスクリニックのオンライン診療の流れはこちら
| 利用するメリット
最大の利点は、移動や待ち時間が不要なことです。特に発熱時や体調が悪いときに外出せずに受診できるのは大きな安心感があります。
また育児や介護で外出が難しい方、仕事の合間に受診したい方にも移動や待ち時間がない点は大きなメリットです。感染症流行時には他の患者との接触を避けられるため、安全性も高まります。
| オンラインで本当に診てもらえるの?
「画面越しの診察で本当に大丈夫?」と不安に思う方もいるかもしれません。
しかし実際には、風邪や不眠、軽い皮膚トラブルなど、多くの症状で安全かつ有効に診療が行うことができます。
| 医師による丁寧な診察
オンラインでも医師は丁寧に問診を行い、必要に応じて写真を送ってもらったり、経過を一緒に見守ったりしながら診察を進めます。
お薬の処方だけでなく、生活習慣のアドバイスや再診のタイミングもサポートしますので、安心してご相談ください。
| 対面診療との連携

オンライン診療は便利ですが、すべての症状に対応できるわけではありません。
重症化の可能性がある場合や検査が必要と判断された際には、速やかに対面診療をご案内します。オンラインと対面を適切に使い分けることで、安全で質の高い診療を行うことができます。
| まとめ
体の不調を感じたとき、「このくらいで病院に相談してもいいのかな?」と迷う方も多いでしょう。
そんなときは、まず内科に相談してみてください。
オンライン診療なら、忙しい生活の中でも負担なく受診できます。迷ったら、まずは内科に相談する。それが、あなたの健康を守る第一歩です。
参考文献
文献名
厚生労働省 e-ヘルスネット 総合診療
国立国際医療研究センター オンライン診療とは
日本医師会 オンライン診療の適切な実施に関する指針



