生理中に太る?チョコレートやジャンクフードとの付き合い方
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目次
1 生理前や生理中に太る理由
1.1 ホルモンの影響で水分をためこむ
1.2 食欲が増す
1.3 代謝の変化
2 チョコレートやジャンクフードを食べたくなる理由
2.1 セロトニン不足
2.2 血糖値の乱れ
2.3 ストレスやイライラ
3 太らないための上手な付き合い方
3.1 チョコレートは「カカオ70%以上」を選ぶ
3.2 ジャンクフードは「量とタイミング」を意識する
3.3 代替食品を活用する
3.4 食べすぎたときは「リセット」意識を
4 まとめ
生理前や生理中に体重が増えると感じることはありませんか?
とくにチョコレートやジャンクフードを無性に食べたくなる時期でもあり、「食べすぎて太ったかも…」と不安になる方も多いでしょう。
今回は、生理中の体重増加の原因や、チョコレート・ジャンクフードとの上手な付き合い方について解説します。ぜひ最後までお付き合いください。
生理前や生理中に体重が増える理由は、主に以下の3つです。
生理前はエストロゲンとプロゲステロンというホルモンの分泌量が、多くなります。生理前はプロゲステロンの影響で、体が水分をためこみやすくなります。
そのため、体重が増えたように感じることはありますが、これは脂肪が増えたわけではなく一時的なむくみです。生理が始まる直前にプロゲステロンの分泌量が少なくなり、生理が終わるころにはむくみも自然に元に戻ることがほとんどです。
生理周期におけるホルモン分泌については当院のYoutubeで詳しく解説しているのでご参考になさってください。
また、塩分を多く摂取することもむくみの原因になります。ジャンクフードは塩分が多く含まれるので、むくみの気になる方はとくに注意しましょう。
生理前にプロゲステロンの分泌が増えると、食欲は増すことが知られています。とくに、甘いものや脂っこい食べ物が欲しくなるのは、ホルモンが影響している可能性もあるのです。
また、生理直前には逆にプロゲステロンの分泌は一気に低下します。その影響でGABAやセロトニンというホルモンの働きが低下するといわれています。
これらのホルモンは「幸せホルモン」と呼ばれるように、気持ちを落ち着かせたり、幸福感をもたせたりするような働きがあるのです。ホルモンの働きが低下することによって、心が不安定になり、食欲が増進することがあります。
生理前の黄体期は体温が上がり、基礎代謝も上がるため、普段よりもカロリー消費が増える一方で、エネルギーを蓄えやすい状態でもあります。
そのため、過剰にカロリーを摂取すると脂肪として蓄積される可能性があるのです。
生理前にチョコレートやジャンクフードを食べたくなるのは、以下の理由が考えられます。
生理前は「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンの働きが低下しやすくなります。チョコレートにはセロトニンの生成を助ける成分が含まれているため、無意識に欲することがあるのです。
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生理前は血糖値のコントロールが乱れやすく、急激に甘いものを欲することがあります。
とくにジャンクフードや糖分の多い食品は、短時間で血糖値を上げるため、欲しくなりがちです。
生理前はホルモンバランスの変化でイライラしやすくなります。ストレス解消のために、手軽に満足感を得られる高カロリーな食品を選びがちです。
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生理前や生理中でも、チョコレートやジャンクフードを楽しみながら、太りにくい食べ方を心がけることが大切です。
ミルクチョコレートは糖分が多く、血糖値が急上昇しやすいですが、カカオ含有量の高いダークチョコレートは血糖値の上昇を抑え、満足感も得られやすいです。
食べるなら、夜遅くではなく、昼食や午後のおやつとして少量楽しむのが良いでしょう。フライドポテトなどの揚げ物は、オーブンで焼くなど調理方法を工夫するとカロリーを抑えられます。
・チョコレート → カカオニブ(※)やナッツ入りダークチョコ
(カカオ70%以上)
・ポテトチップス → ノンフライのポップコーン
・アイスクリーム → ヨーグルトやフローズンフルーツ
※カカオブニとは、カカオ豆を発酵、乾燥、焙煎して殻をむき、細かく砕いたもの
もし食べすぎても、翌日に野菜やたんぱく質中心の食事をとったり、軽い運動を取り入れたりすることでリセットできます。「食べすぎたからもうダメだ」と思わず、バランスを取る意識が大切です。
生理前や生理中の体重増加は、主にホルモンの影響によるもので、一時的なものがほとんどです。
チョコレートやジャンクフードを完全に我慢するのではなく、質の良いものを適量楽しむことで、ストレスを減らしながら太りにくい生活を送ることができます。
生理前の食欲とうまく付き合いながら、心と体のバランスを保っていきましょう。
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